学生にとって必ず立ちはだかる受験。幼稚園受験から始まり、大学受験まで。大学を卒業して少し働いてから看護師の専門学校を受験する人もいます。
受験になるとどうしても緊張して実力を発揮できない。手の震えが止まらない。受験は人生の重要イベントの一つです。できるなら最高の状態で臨みたいですよね。
また社会人になってから受験をすると学生の時のように集中力が保てない、勉強をしないといけないのにやる気が出ない。
などの悩みも出てくると思います。そこで、今回は催眠療法と受験についてお話したいと思います。
要注意!受験に失敗する3つの原因
受験に落ちてしまうひとの共通点をお伝えします。しっかり読んでいただくと、受験に勝つための方法を知ることができます。
勉強に集中できない
さて、勉強をしよう!と思っても勉強に集中することができない!という経験はありませんか?椅子に座っていても机の上にあるものが目に入り、そちらに気を取られてしまう・・・。
もしくは、急に部屋の片付けをしたくなったり・・。集中しないといけない!と思えば思うほど、集中できなくなってしまいますよね。
これは、無意識(自覚できない意識で日常の判断の95%を行っている意識のこと)の防御が働くからです。
嫌なことをすることは苦痛ですよね。そうすると、自然と脳が拒否反応を示します。
ストレスが溜まっている
最近、ストレスは溜まっていませんか?私たち人間はストレスがたまれば、たまるほど脳の判断能力は低下をしてしまいます。特に受験勉強はものすごいプレッシャーの中で日々勉強をしないといけません。
そうなると、心身ともに猛烈なストレスを抱えることになります。
ストレスは自律神経を乱れさせるだけではなく、頭が回らない状況も生み出します。
テスト当日に緊張してしまう
受験テスト当日になると、緊張をしてしまう。手が震えてしまう。これまで必死で勉強をしてきたのに、頭が真っ白になる。究極の緊張感につつまれることにより、思考が停止してしまう・・。と言う方も多くいらっしゃいます。
もちろん、受験勉強で緊張をしないひとはいないと思います。しかし、その緊張感が過度にあるひと緊張感がない人を比較すると、当然のように緊張をしていない人の方がこれまでの受験勉強の成果を発揮することができるようになります。
受験の失敗を防ぐのが催眠療法
催眠療法と聞くとうさんくさいと思われがちです。何故ならテレビで放映される催眠術のイメージが強いからです。
催眠療法とは相手を催眠状態にし、脳を最大限にリラックスさせ、潜在意識に働きかけてます。そして何故受験に集中できないのか、何故受験になると手が震えるのかなどの原因を探っていきます。
催眠療法の流れを紹介
「受験になると手が震えますね、どうしてですか?」
「緊張して、怖いから」
「何故怖いのでしょうか?」
「中学受験の時に落ちてしまって、それを母にすごく怒られて」
「中学受験の時は何故落ちたのか、自分でわかりますか?」
「実は前の日にもう大丈夫だろうと遊びにいってたんです。
お母さんがダメって言ったのに。でも私は中学受験なんて簡単だって」
「お母さんはあなたが前日に遊びに行かず、真面目に勉強して受験を受けて落ちてらどういう顔をしていたと思いますか?」
「たぶん……怒らなかったと思います」
「怒った理由はわかりますか?」
「たぶん、母は受験前なのに怪我をしたらどうするのか、そして遊ぶ余裕なんてないと思って怒ったんだと思います」
「そうですね、お母さんは心配していたのと受験を見くびってはいけないと怒ったんですね」
「はい……そうだと思います」
「あなたはお母さんを怒らせた自分が許せなかったんですね、何でいう事を聞いて勉強しておかなかったんだろうと」
「はい、そうです」
この場合、中学受験に落ちた恐怖で手が震えていたのではなく、自分を想ってくれている母を怒らせてしまった自分への悔いが原因ですね。真面目に勉強すればお母さんが受験に落ちても受かっても笑顔でいてくれるイメージを強く持たせて、催眠を解きます。
他にも
・勉強を好きになる
・なぜか勉強に集中できるようになる
このような暗示文を無意識に入れることによって改善をすることができるようになります。
まとめ
受験においてもちろん勉強計画を立てたり、自己分析をすることは重要です。しかし、自分一人では心の奥深くにある原因を探り当てることはできません。
どんなに努力しても成功に至らない場合、潜在意識に何か理由があるのかもしれません。そんな方はぜひ催眠療法を試してみてください。きっと解決へと導いてくれるはずです。