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PTSDを改善する4つの方法

PTSDいわゆるトラウマという症状。

辛い体験をしてその記憶が何度も頭によみがえり、体に今まさに体験しているように感じて日常生活が送れない。本当は心が深く傷ついているのに、無理をしておしころそうとしていたり・・。心の傷というものはどんなに立ち直っているように見えても深く傷ついたままです。

今回はPTSDとはどんな症状なのか、どうしたら改善をすることができるのかをお伝えします。

PTSDの3つの症状

①辛い記憶が読みがえる

ある日突然、辛かったあの時の恐怖や苦痛、怒り、悲しみを思い出し、今まさにその事を体験しているような状態になります。

そうなると心が不安定になり、突然泣き出したり怒ったりするので、周りの人は不安になるでしょう。しかし、本人が一番不安なのです。悪夢として何度もその時の夢を見続けることもあります。

 

②神経が張り詰めて感覚が麻痺する

いちど、強いトラウマを受けると恐怖体験を思い出していない状態でも、常に緊張しイライラし、ちょっとしたことで驚きやすくなり、深く眠れないなどの過敏な状態が続くようになります。

 

それだけでなく、恐怖体験を思い出しまさにその場で恐怖経験を受けている気持ちになる苦しみから逃げるために、感情や感覚が麻痺する可能性もあります。

 

例えば、自分の中で辛い感覚が出てきたとしても

・これは私ではない

・辛くない

・悲しくない

・大丈夫だ

 

と無理やり自分の気持ちを押し殺してしまいます。そうすると、脳が感情をシャットダウンするようになり、自分の感情がわからなくなるだけではなく麻痺をしてしまいます。

 

③つらい記憶を呼び起こす場所や状況を避けるようになる

 

辛い記憶を呼び起こすきっかけはいたるところに潜んでいます。PTSDの人はその記憶を呼び起こしたくないと、本人は無意識で避けようと行動します。

 

そうなると日常生活に制限がかかり、普通の生活ができなくなる人もいます。

つらい体験をした後は、誰もがこうした症状になりがちです。1か月ほど様子を見て自然回復を待ちましょう。

 

しかし、症状が1か月以上続き悪化した場合、専門家による心のケアが必要となります。

PTSDを改善する方法

PTSDの改善方法は3つあります。薬物療法、催眠療法、心理療法これらの方法の中から自分にあった最適な方法で改善をしていくことが重要です。

①EMDR(眼球を左右に動かすこと)

EMDRとは、トラウマの治療方法のひとつです。先生がペンや指をクライアントの顔の前にだし、左右にふります。目先だけを先生の動きに合わせて左右させるというものです。

 

そうするうちに、トラウマの記憶が変動をしていくというものです。弊社はこの方法を利用していませんが、一般的にトラウマの改善方法として知られています。

 

注意点としては、三半規管が弱い方が受けると酔ってしまい吐き気を誘発することもあるので注意が必要です。

②持続エクスポージャー療法

この方法は、PTSDを改善するためにできた認知行動療法のことです。

実際にどのように行うのかをお伝えしますね。

 

1.トラウマとなった場面をあえてイメージする

2.避けていた記憶を呼び起こす状況や場所に身を置く

3.思い出しても怖いことはない、危険はないと感じ取って行く

 

この方法は必ず専門知識を持った専門家の立ち合いの元で行ってください。

そうでないと逆に不安が高まって病状が悪化する可能性があります。

 

そのほかにも認知療法や眼球運動脱感作療法、グループ療法などがあります。

③薬物療法

一般的にPTSDに利用される改善方法のひとつです。しかし、薬物療法は心のケアをするのではなくあくまでも、症状を抑えるだけのお薬にすぎません。

大切なのは、深く傷ついた心を癒すことだと私は考えています。

 

PTSDを症状を抑えるだけではなく、心のケアをすることによって、本来のあなたを取り戻すことができるようになりますよ。

 

実際に服用される薬をさらっと紹介しますね。

 

PTSDの症状に処方される薬には、眠れない、不安が強い、うつ状態、自殺を考えることを抑えるものが多いです。

 

・抗うつ薬

・抗不安薬

・気分安定薬

 

これらが一般的に処方されています。

④催眠療法という選択

催眠療法とは、心の中にある深い傷を癒す方法として知られています。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、アメリカでは世界大戦で活動をしていた兵士のトラウマを改善する方法として利用されていました。

 

実際にどのようにしてPTSDを改善するのかをお伝えしますね。

催眠療法を受けているときは、脳内が非常にリラックスした状態になります。リラックスした状態になると、潜在意識(自覚していない意識)に言葉が届きやすくなります。

 

その状態になった時に、催眠療法士がPTSDを引き起こしているトラウマの元を消去したり、記憶を入れ替えます。

 

そして、本来の自分を取り戻し気持ちよく日常生活を送れていることをイメージします。そうすることによって、催眠状態から覚めた時には本来の自分を取り戻しています。

 

まとめ

PTSDは一度発症すると根深くその人の心に残る症状だと言えます。その根深く絡みついた根をほぐし、解除して心を普通の状態へと引き上げてくれるのが催眠療法なのではないでしょうか。

認知行動療法を試しても、薬を飲んでもだめだったと絶望している方は、ぜひ専門医による催眠療法を受けてみてください。