
催眠療法(ヒプノセラピー)という言葉をご存知でしょうか?催眠という言葉を聞くと、怪しい印象がありますが、テレビで見る催眠術ではなく心理学を用いた医療の一種です。ここではあまり知られていない催眠療法を詳しく解説していきます!
催眠術と催眠療法は別ものである!

皆さんは催眠と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
テレビで見るような、あっという間に人を眠りに落としたり、人を意のままに操る……そんな場面を想像した方も多いと思います。
それらはいわゆる「催眠術」と呼ばれるものでショーやパフォーマンスの意味合いが強いです。
今回解説する催眠療法は、「催眠現象を用いて行われる医療の一種」です。
パフォーマンスと医療、一見すると全く違うものですが、実はどちらも心理学をベースにしています。
こちらでは、近年注目されている催眠療法について詳しく解説していきます!
催眠療法(ヒプノセラピー)が今注目されている訳とは?

近代の日本はストレス社会と言われています。
会社での人付き合いであったり、仕事の悩みであったり、学校・家族の問題など……悩みを挙げだしたらキリがありません。
そのストレスをずっと抱えながら生きていくわけですが、許容範囲を超えてしまうと不眠症になってしまったり、体の不調をきたしたり、酷い時には精神を病んでしまったり、引き籠ってしまったりといった事態にもなりかねません。
そういった悩みやストレスを解決する手段として注目されているのが催眠療法(ヒプノセラピー)です。
催眠療法(ヒプノセラピー)の仕組みとは?

催眠療法(ヒプノセラピー)とは、ユングやフロイトが提唱した深層心理学をベースに、催眠状態にすることでその人の深層心理に働きかけ、悩みの原因や心理的な問題を発見・改善する医療行為の一つです。
催眠術では、催眠状態にしたうえで深層心理に指示を出し脳を誤認させることで、本人の意思に反して体が動かなくなったり、味覚を変えたりするといったパフォーマンスとして利用されています。
一方、催眠療法では催眠状態にすることで、本人さえ気付かない深層心理の中に眠る悩みのタネや不安などを聞き出し、解決に導くといった心理医療として使われています。
催眠療法(ヒプノセラピー)の先進国アメリカでは、1950年に正式に「療法」として認められており、その効果は様々な分野で実証されています。
また、薬物に頼らない、老若男女関わらず一定のケアが可能ということで日本でも特に注目され、催眠療法師(ヒプノセラピスト)という資格も民間団体が認定しています。
催眠療法(ヒプノセラピー)はどんな場面で役に立つのか?

では、実際にどういったケースで催眠療法(ヒプノセラピーは現場で用いられているのでしょうか?
主に
・不眠症
・うつ病
・統合失調症
・パニック症
・PDHD(心的外傷ストレス)
・ノイローゼ
など、心因的な症状や悩みの改善が期待できます。
また、自己催眠をかけることで
・やる気の向上
・苦手意識の克服
・潜在能力の顕現
・自己啓発
といった医療以外の効果も期待できます。
これは自分でも気づいていない、深層心理にあるトラウマや苦手意識から発症したり体に不調をきたしているものばかりです。
「病は気から」という言葉のように、人間の思い込みの力は強くプラスにもマイナスにも働いてしまいます。
自分でも無意識のうちに拒否反応を示したり、言い知れぬ不安から体調に変調をきたしている場合には催眠療法は有効であると考えられています。
まとめ
いかがでしたか?
催眠療法は民間団体が資格として認定されている立派な医療の一つです。誰もが悩みを抱えながら生きているこの時代に、限界を迎えて身体の不調をきたしてしまう前に、一度自分の内面と向かい合って、心の声を聞いてみてはいかがでしょうか?
人生を変えたい、自分らしく生きたい。潜在意識を変えれば自分らいしく生きることも、美しくなることも稼ぐことも人間関係も全て好転します。カウンセリング会社が提供する最高の催眠療法・催眠術の学びの場、癒しの場ですので気になった方はお気軽にお問い合わせください。