催眠療法の副作用

催眠療法が危険な3つの理由

催眠療法が危険だと言われるにはちゃんとした理由があります。
●誰でも催眠術師になれる
●マインドコントロールのイメージ
●正しい方法でないと中毒性がある
この3つの可能性がどうしても外せません。
催眠術師は誰でもなれる理由

名のれば誰でも催眠術師
催眠療法士と催眠術師には大きな違いがあります。それは、エンターテイメントを行うのか、心を癒すのかの違いです。
現在の日本のイメージでは催眠術=エンターテイメントのイメージが強いですよね。
この、催眠術師というのは、誰でもなることができます。
催眠術の成功率は下がりますが紙を読み上げるだけでもかけることができます。
賢い人なら本を1回読んだだけでも催眠術をかけれるようになります。

催眠療法士も名のれば誰でもできる
催眠療法士も、名のれば心理療法や臨床心理を勉強していなくてもなれます。腕がなくてもなれてしまうという現状があります。
アメリカの催眠療法の団体もありますが、あれも臨床心理についての学びはほとんどありません。文章を読み上げるだけなので、イメージ療法に近いかと思いますが・・・。
このように、誰でも名のれば催眠療法士になることができます。
催眠療法を受ける時のチェックポイント

✅臨床心理を学んでいるのかを聞く
臨床心理を学んでいない場合は、いきなりあなたのトラウマに踏み込んだり、一緒にパニックなるなど、冷静な対応ができずに、二次災害を招きます。
<よくある例>
●多重人格になる
●パニック障害が悪化
●恐怖で夜が寝れなくなる
●トランスをやりすぎて中毒症状を起こす
しっかりと心理療法や臨床心理を学んでいない人から受けて起きた事例です。また、残念ながら臨床心理士で催眠療法をできる人は日本ではごく僅かしかいません。
催眠術=マインドコントロール

催眠術では自分の嫌なことを強制されたり、自由自在に操られるというイメージがあると思います。
確かにテレビで流れるエンタメは、わさびが甘くなる、いやでも相手のお尻に顔がひっつくなんてことも見ますよね。
少し質問です。
Qテレビで催眠術にかかっている人はどんな人が多いでしょうか?
A:サービス精神旺盛な人
ではないでしょうか。
催眠術にかかりやすい人は、そのように人を喜ばせることを大切にしている人たちです。
催眠術はあやつられているように見えて、実は催眠術師は何もしていないのです。ただ、相手のイメージ力に任せているだけです。
実際に、弁護士や数字を扱う人、論理的な人は催眠術にかかりにくいと言われています。
催眠療法(ヒプノセラピーの中毒性)

催眠療法に(ヒプノセラピー)には中毒性があると言われています。
これは、脳波がトランス化に入った時の心地よさからなります。
弊社の場合は娯楽を目的にしているのではなく、あくまでもセラピーの一環として行なっています。その為、安心してご利用いただけますが、中には
深くトランス状態にすることを何度も行なう催眠術師もいます。
トランス中の脳内の状態は、とても心地の良い気分になります。
その為、何度でもその心地よさを体験したいと思うようになります。
催眠療法は世界で認められている

上記のようなことを書いてしまうと、催眠=危険なものだと思ってしまうかもしれません。しかし、正しい利用をすれば効果は非常に大きく人生の生きづらさを解消してくれます。
催眠の起源は既に古代ローマ、エジブト、ギリシアでも利用されていました。時代を越えてエリクソン、フロイト、ユングらの力によって心の病を改善する、痛みの緩和、ダイエット、やる気の向上にも有効です。
実際にアメリカやイギリスでは医師もその効果を認め、医学部のカリキュラムに含んでいる大学もあります。
また、タイガーウッズ選手も集中力の向上に、イギリスのキャサリン妃も陣痛の痛みを緩和する為に催眠療法(ヒプノセラピー)を受けました。
良い催眠療法士の特徴

催眠療法(ヒプノセラピー)を安全に受けるためには、外せない大切なポイントがあります。下記にまとめました。
<腕のいい催眠療法士の共通点>
●臨床心理を学んでいる
●催眠療法中に紙を読み上げていない
●スピリチュアルな世界を好んでいない
●前世退行催眠以外の催眠療法が利用できる
●年齢退行催眠以外の催眠療法も利用できる
これらに当てはまる催眠療法士でしたら安全に、効果的に催眠療法を受けることができます。
まとめ
催眠療法(ヒプノセラピー)は正しく利用している催眠療法士の施術を受ければかなりの効果が期待できます。
一方で、臨床心理を知らない、ただ催眠術をかけれる人に依頼をすると、中毒症状、トラウマの悪化、人格創造と行った最悪のケースを引き起こす可能性があります。
催眠療法は歴史もあり、アメリカやイギリスが有効と認めたセラピーですので利用することによって、大きく人生が変わる可能性があります。
あくまでも、正しい利用をすることが大切です。